エコの説明と、日々の生活の中で行える活動の一例について
エコとは、もともとは『エコロジー』と言う言葉からきています。『エコロジー』は生態学を意味しており、そこから転じて生物の生活と環境学との関係を見直そうという意味合いが、エコと言う言葉には込められています。また一方で、経済活動を意味する『エコノミー』から、経済と環境の両立を目指そうと言う意味があるとも言われています。いずれにしても、人間だけではない、すべての生きものの生活環境を守るための、経済活動を行う中でも環境を守り続けるための活動や、そのための意識などのことを意味するのが、エコと言う言葉です。
生態学や経済活動というと、とても大きな世界での話のようにも聞こえますが、エコは私たちの身近なところにあり、またそういったところから実践できるものです。そして実は、私たちが日々の生活の中で行うエコな活動こそ、エコの基本を支える重要なものであるとも言えます。それでは、私たちの日々の生活の中で行えるエコには、どういったものがあるのか。
たとえば、買い物の際のマイバッグ持参がこれにあてはまりますし、個包装、過剰包装されていない商品購入も、エコ活動にあたります。マイバッグ持参に関しては、今では珍しいと言う感じがあまりしなくなりました。これは、社会や販売企業にエコの意識が浸透した結果だと言えます。購入した商品、特に食品に関しては、無駄なく消費しきることもエコですし、生ごみをごみとして捨ててしまうのではなく、肥料として利用することもエコ活動になります。これらは、生活の中で行えるエコのごくごく一例であり、まだまだ行えることはたくさんあります。